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耐震基準についての情報を調べる方法

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耐震基準についての情報を調べる方法
建物の耐震性を確認するには、建物が建てられた時期を確認することが大切です。
1981年6月1日以降に建てられた建物は新しい耐震基準が適用されるようになりました。
したがって、2022年現在、築40年以内の建物は基本的に新しい耐震基準に基づいて建築されていると考えられます。
しかし、築40年近い建物を購入する際には、竣工日や築年月日ではなく、建築確認日を確認することが望ましいです。
建築確認日は、建物の建築確認申請が受理された日を示しており、新しい耐震基準の適用を判断する際の重要な要素となります。
例えば、建物の完成日が1981年10月と表示されていても、建築確認日が1980年10月であれば、古い耐震基準で建てられている可能性が高いです。
築年数は建物の完成日から現在までの年数を示しており、耐震基準を判断する際には必ずしも十分ではないことに留意してください。
特にマンションなどの大規模な集合住宅では、建築確認申請日と竣工日に差が生じることも珍しくありません。
例えば、鉄筋コンクリート造の建物では、コンクリートの強度を高めるために一定期間が必要とされるため、1年程度の遅れが一般的です。
参考ページ:新耐震基準確認方法|旧耐震基準と新耐震基準の確認方法とは?
中古住宅市場においては、新築でない住宅が販売されています。
その中には、旧耐震基準に準拠した建物も含まれており、都心部などの高地価地域でも見かけることがあります。
旧耐震基準の建物を購入すると、購入価格を抑えることができるというメリットがありますが、注意すべきポイントも存在します。
耐震補強工事の有無について検討することが大切です。
建物の耐震性に問題がある場合は、入居前に耐震補強工事を実施する必要があります。