車を売却するときには、高く買い取ってもらえる時期があります。
たとえば、就職や進学で新生活を始める人が多い1〜3月や、異動や転勤の多い9〜10月がそうです。
この期間は中古車販売店でも需要が高まり、買取価格も上昇する傾向があります。
したがって、この時期に車を売却することで、高い買取価格が期待できます。
車を売る際には、まず売却方法と売却先を決める必要があります。
もし新車を購入するのであれば、ディーラーに下取りに出すことができます。
一方、車を現金化したい場合は、買取業者や個人オークションなどを検討することになります。
それぞれの手段にはメリットとデメリットがありますので、情報収集を行い、十分に検討した上で最終決定をすることが安心です。
車を引き渡す際には、いくつかの書類が必要です。
例えば、自動車検査証、自賠責保険証明書、自動車納税証明書、印鑑登録証明書、実印、振込口座情報、リサイクル券などです。
印鑑登録証明書は発行から3か月以内に限られており、買取業者に売却する場合には、委任状と譲渡証明書を用意する必要があります。
通常、この2つの書類は買取業者が準備してくれます。
軽自動車を売る場合には、基本的な手続きは同じですが、実印や印鑑登録証明書は必要ありません。
代わりに認印で手続きが可能です。
住所変更をしていない車でも売却することは可能ですが、通常は車検証の住所を現住所に変更するのが一般的な原則です。
道路運送車両法によれば、「引越しをした後の15日以内に、住所変更登録手続きをしなければならない」と定められています。